タフティングに最適な布(クロス)はコレだ!あなたに最適な素材の選び方を教えます
タフティングクロス?ただの布でしょ?布に決まりなんてあるの?
決まりは無いけど素材によって良し悪しがあるんだ。詳しく見てみよう
はじめに
クロスは絵画におけるキャンバスですね。
タフティングで使用するクロスに明確なルールはありませんが、向き不向きはあります。
今回紹介するクロスは私が実際に使用した事のあるジュートとモンククロスの2種類。
たかがクロス、されどクロス。私がタフティングを始める際に1番遠回りしたのはクロス選びでした。
麻(ジュート)
ジュートは読んで字の如く麻でできていて、目地の細かさや質感に違いがあります。
両方試してみたんですが、タフティングに適したジュートは目地が緩めのものでした。
細かめは見た目は良いのですが、ガンが入っていかず跳ね返されてしまうので打ち込めませんでした。
ジュートについてもっと掘り下げた記事もありますので、クロスにジュートをお考えの方は是非ご覧ください。
モンククロス
この白地に黄色のラインが入っている布、タフティングの動画で見た事ありませんか?
名前をモンククロスといい、私が所有しているクロスは綿35%・ポリエステル65%でした。
ジュートとモンククロスを比較してみよう
それではそれぞれの特徴を見ていきましょう。
価格に関してはジュートの圧勝。とにかく安く大量に作りたい方に最適です。
次は強度ですが、こちらはモンククロスの勝利です。
ジュートはモンククロスに比べ柔軟性が乏しいので、繊維が傷付きやすく、打ち込む速度を誤ったり打ち直しを行うと穴が空きやすかったです。
最後に、ジュートには独特の臭いがあります。
また、毛糸を打ち込むと細かい麻のカスが舞い、苦味を感じる事が結構ありました。
モンククロスってどこで買えばいいの?
私は実店舗で販売しているのを見たことがないので、以下のクロスを毎回購入しています。
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中国からの発送になるので多少時間はかかりますが、他のショップに比べかなり安くてオススメです。
サイズや価格も様々なので使用するフレームサイズに合ったものを購入しましょう。
まとめ
ジュートの臭いや苦味に慣れることが出来ず、私が選んだ生地はモンククロスでした。
完成品を嗅いでみてもジュート特有の臭いが消えていなかったというのは大きかったですね。
また、最初は安いジュートで練習し、慣れてきたらモンククロスにしようとも考えてましたが、ジュートとモンククロスでは打ち込みの感覚が異なっていたので練習にはならないと感じました。
これからクロスを選ぶ方は最初から自分の求める最終型で練習することを強くオススメします。
それでは、
Have a good tufting life!