タフティングであの柄の玄関マットを作ってみよう【前編】
タフティングガンの入荷待ちに始まりクロス選びや毛糸選び、本当に長かったね…
長い長い準備期間を経て、今回はラグを1つ完成させていくよ
やった♪一体どんなラグを作るつもり?
記念すべき一作目は【あの柄】のラグを作っていこうかな
あの柄?あの柄ってどの柄?
きっと見たことのある柄だよ。早速作っていこう
●クロスを貼ってみよう
まずはフレームにクロスを貼っていくのですが、太鼓のようにパンパンに張るように貼りましょう。
この張りがとっても重要です!
ここでクロスに緩みやたわみがあるとタフティングをする際に直線が打ちにくくなります。
また、フレームが貧弱で歪んでしまう場合も直線が打ちにくくなるので注意です。
頑丈なフレームの作り方に関しても過去に記事にしていますので気になる方はご覧ください。
はい、こんな感じで貼れました。手で押して跳ね返ってくる感覚があればOK。
余ったクロスをカットすればセット完了です♪
●モンククロスってどこで買うの?
突然ですが、皆さんはモンククロスが実店舗で販売されているのを見たことありますか?
私は一度も見たことがないので、毎回ネット通販で購入しています。
こういったショップで購入する事になるのですが、サイズや価格などご自身に合ったものを選びましょう。
ちなみに私は以下のクロスを毎回購入しています(画像クリックで商品ページにとべます)
中国からの発送になるので多少時間はかかりますが、他のショップに比べて安くてかなりオススメです。
●下書きしていこう
クロスが貼れたら次は下書きですね。
下書きでいちばん大切なこと、
それは…
反転してから書く
これに尽きます。
これから下書きする面はラグの裏面です。
ラグになるのは今下書きしている面の裏面ですので必ず反転させましょう。
ついつい忘れがちなので気をつけてくださいね。
●プロジェクタを使って転写しよう
フリーハンドで書いてもいいのですが、今回作るラグのように元ネタがあるのであればプロジェクタで転写してトレースした方が良いですね。
マジックでトレースをする際に、使用する色を書いておく事も忘れずに。
なぜならプロジェクタを消すと…
こんな感じで色情報が無くなります。
頭では理解しているつもりでも、いざタフティングをし始めると、間違いに気付かず違う色で打ち続けてしまう失敗をしがちです。
自分が把握できる程度で構わないので書いておきましょう。
ちなみにプロジェクタをタフティングのみに使うのであれば、そこまで機能にこだわる必要はありません。
ご自身の接続したいもの(スマホやパソコン)にアクセスしやすそうな中華製のプロジェクタで良いでしょう。
せっかく購入するなら大画面で映画も楽しみたい!という方は、高輝度高精細なプロジェクタを選びましょう。
自宅で大画面で見る映画…憧れますよねぇ
●打ち込んでいこう
いよいよメインイベント♪
下書きした線に沿ってタフティングしていきます。
まずはこんな感じで枠取りをする感じで打っていきましょう。
この時点では裏面(ラグになる面)はこんな感じになっています。
まだ外周を打っただけなので真ん中には隙間がありますね。
この隙間も打ち込むと…
隙間も無くなりグレーがみっちり打ち込まれました♪
●どんどん打ち込もう
2色目の茶色を打ち
打ち込み終わったら…
3色目のグリーン
だんだん形になってきましたね
最後に紫を打ち込めば
あの柄ラグの完成です♪
●こんなところに注意しよう
実は作業途中でグレーの毛糸が終わってしまい買い足しに行きました。
今回は全く同じ毛糸の在庫があったので良かったのですが、毛糸って同じ色でも販売元によって色味が微妙に違うんですよね。
在庫切れで微妙に違う色で作業を進めなくちゃならなくなった…なんて事態に陥らぬよう、作業前にご自身の毛糸のストックが充分かどうかチェックしましょうね。
まとめ
下書き~タフティング編はここまでとなります。
やっぱりラグが出来上がっていく感じは何者にも代えがたい興奮と快感がありますね。
後編は、仕上げ編として裏処理とバリカンやハサミを使った整理の仕方をご紹介します。
是非見てくださいね。
それでは、
have a good tufting life!