タフティングの裏地はコレで決まり!素材別に徹底解説
突然ですが、私はマグカップや電卓・リモコンなどなど、何でも裏面を確認せずにはいられません。
当然ラグの裏面も気になるのですが、調べてみると実に様々な素材が使われている事が分かりました。
使用する素材によってメリット・デメリットがあるので順に見ていきましょう。
フェルト
メリット
●実店舗での取扱いが多い
●低価格
デメリット
●耐久性が低め
●滑り止め効果×
入手もしやすく導入コスパ抜群なので入門用として最適な素材です。
小物置きなど比較的小さなラグですと、フェルト特有の柔らかさとの相性は抜群です。
難点として滑り止め加工が一切されていないため、床に敷いて使うような大判サイズには不向きです。
また、100円ショップでも取り扱っていますが、カラーに限りがあります。
「せっかくオリジナルのラグを作ったんだから、フェルトの色にもこだわりたい!」という方はネットで購入して、ラグとのコーディネートを楽しみましょう。
バッキングクロス
メリット
●耐久性が高い
●滑り止め効果○
デメリット
●実店舗での取扱いが少ない
●高価格
次に紹介するのは、その名もバッキングクロス。
読んで字の如く裏地の布です笑。
丈夫でしっかりとした布なので耐久性に優れ、また滑り止め加工もされているので大判サイズのラグに適しています。
知人へのプレゼントや販売するラグなど、ここぞというラグに使用して、見栄え・性能ともにグレードアップさせましょう。
デメリットは実店舗での取扱いの少なさと価格です。
必要になったとき、すぐに手にはいらないのはマイナスポイントですね。
裏地用メッシュ
メリット
●滑り止め効果○
●打込み跡が見える
デメリット
●専用の接着剤が必要
●実店舗での取扱いが少ない
最後に紹介するのは、裏地用メッシュ。
こちらはタフティングガンを購入したKEKEさんで購入しました。
他と大きく違う特徴として、メッシュなのでタフティングガンで打ち込んだ跡を見ることが出来ます。
好みは分かれるかと思いますが、コレはコレで手作り感が出てイイですよね。
デメリットはこのメッシュで仕上げる場合、別売りの専用接着剤が必須になります。
私は既に他の接着剤を所有していたので、ケチって非公式の接着剤で仕上げてみたのですが、粘度が強すぎて見事に失敗しました笑。
メッシュ仕上げにする場合は必ず公式の接着剤も購入しましょう。
おまけ
画像は二年前に購入した私物のドラクエラグなんですが、
なんと裏面がスライム形の滑り止め仕様でした。
この滑り止め、見掛け倒しではなく実際に全く滑りません。
商品的には上記の花柄の滑り止めが似ているので、これもグリップ力は優れていそうですね。
花柄の部分をこっそりスライムに変えるなんて…
これだから裏面の確認はやめられない。
ぜひみなさんも色んな物の裏面を確認してみてください。
それでは、
Have a good tufting life!