タフティングフレームを2×4(ツーバイフォー)で作っちゃおう
タフティングフレームに決まりってあるの?
決まりは無いけどオススメの作り方はあるよ
そうなの!?そのオススメの作り方を教えてよ
それじゃあ一緒にフレームを1つ仕上げていこう♪
作り方を説明する前に…
設計図を書いたり木を選んだりと、フレーム作りに時間をかけたくない方もいるかと思います。
そんな方のために、クランプ(万力)やグリッパー(クギの先端が飛び出した板)が付属しているキット品が販売されています。
木材もカットしてあり、必要なパーツも一通り揃っているので手っ取り早く始められますし、重たい木材が自宅に届くのは楽ですよね♪
購入の際はフレームサイズが選べるので、ご自身の作業スペースに見合った物を選ぶよう気をつけてくださいね。
下準備、、、設計図を書こう
それではフレームづくりのスタートです。
今回は頑丈なフレームにしたいので、2×4(ツーバイフォー)材を使用します。
2×4は厚みが38mmで幅が89mm。
木材の長さは910mmや1820mm、倍の3640mmなど、店舗によって取り扱いは様々です。
今回制作するフレームの設計図はこんな感じ。
長さ1820mmの2×4材を2本使用し、クロスを貼る面が800mmになります。
それでは木材を買いに行きましょう♪
買い出し、、、必要な部材を揃えよう
タフティングフレーム程度の部材であればホームセンターで全て揃うので、近所のホムセンにレッツゴーです♪
まずは主役の木材。
この木材。同じ様に見えて割れや反り、カケなど個体差がかなりあります。
神経質になりすぎる必要はありませんが、購入の際は軽く確認することをオススメします。
次にタフティング時のフレームのきしみを防ぐL型金具を購入します。
サイズや色、値段も様々で迷いますが、木材の幅が89mmなのでそれよりは小さいサイズ。それでいて極端に小さくなければどれでも大丈夫です。
今回はツーバイサポートという2×4専用の金具があったのでそちらを購入してみました。
L型金具を固定するビスの購入もお忘れなく。
タフティングクロスを固定するクギをご自身で打ち込む予定の方は、細身のクギも購入しておきましょう。
ホームセンターの便利なサービスを利用してみよう
ホームセンターには様々な便利なサービスがあります。
今回買い出しに行った店舗では木材カットサービスというものがあるので利用してみましょう。
利用方法はとっても簡単。
購入した木材をサービスコーナに持っていき、加工依頼書に希望のサイズを記入のして店員さんに渡すだけです。
今回は800mmの木材2本と残りの端材で設計図を書いたので、上記のような依頼書になりました。
気になる加工代は……
税込55円!
安い!安すぎる!
今回は切断する位置が同じで1刀で切れたため、1回分の料金55円で済みました♪
木材のカットって自分でやるとまっすぐ切るのが難しいし、木くずの処理が意外と面倒なんですよね。
また、今回予定しているサイズで一番長い部分は1020mmなので、お店で切ってもらうと事によって軽自動車でも積んで持ち帰る事ができるんですよね。
実は私が今回木材カットサービスを利用しようと思った最大の理由はコレだったりします。
気になる方は是非利用してみてください。
フレームを組み上げよう
お店でカットし持ち帰ってきた木材。
こうやって並べるとめちゃシンプルですね。
さっそく組み上げていきましょう♪
まずは下書き。
設計図通りに印をつけていくのですが、専用の定規があると作業が楽になります。
下書きができたらL型の金具を打ち込んでいく前に木材をクランプ等を使用し、動かないよう固定します。
こうすることで木材がズレることを防ぐことができ、作業性や仕上がりが向上します。
固定できたらL型の金具を下書きに沿って打ち込むのですが、ほとんどの木材に微妙に反りがあり若干ずれるんですよね。
可能であれば2人で作業出来ると楽ですよ。
クロス固定用のクギを打とう
さて、クロス面積80cm四方のフレームが完成しました。
ここから先はクロスを固定する方法によって作業工程が分かれます。
図のようにクギの先端でクロスを固定するグリッパー方式でいく場合は
上記のグリッパーを購入しフレームサイズにカットし打ち込めば完成です。
ちなもにこのグリッパー。どのホームセンターでも見たことがありません…
どこか取り扱っている店舗はあるのでしょうか?
私は図のようにクギの先端ではなく打ち込み面が飛び出したノーマル打ち方式(そんな呼び方はないw)で仕上げていきます。
タフティングクロスは目地が広いため、この位のクギなら余裕で通りますよ。
ホームセンターで購入しておいたコートケーシングをひたすら打ち込みます。
今回は1.5cm間隔、左右対称になるよう打ち込みました。
ブレないタフティングフレームが完成!
厚さ38mm+接地面を金具で固定した強靭なタフティングフレームの完成です♪
まとめ
薄く貧弱なフレームを作ってしまうと、タフティングガンを押し付けるたびに歪んでしまいます。
木材はケチらず厚さのあるもので頑丈なフレームを作ることを強くオススメします。
それでは、
Have a good tufting life!